金型予熱装置

ダイブロック・パンチホルダを加熱する装置

 金型予熱装置はダイスブロック、パンチホルダの任意の工程を温める装置です。ヒーターを任意の工程に挿入し、設定温度まで加熱します。金型が予熱され、連続生産時の温度に近くなり、生産中の製品長手方向の寸法変化が少なくなります。パンチコッタ調整回数を削減する効果があります。

【ダイスブロック加熱の様子】

事例 フランジ厚さ寸法変化

・予熱なし(コールド)、余熱あり(プレヒート)で生産

・プレヒートはフランジ成型工程に実施 

・生産中にパンチコッタ調整をしない

  

フランジ厚さ寸法の変化量は、プレヒートするとコールドスタートと比べて小さくなります。

  

効果

生産中のパンチコッタ調整回数を削減することができます。