製品情報
特長
撹拌モータ方式の採用により、少量(最少200g)でも安定した塗装ができます。(AXRⅡ100ST)
購入した塗料を箱のまま塗料カートンにセットできるため、色替作業が容易にできます。(AXRⅡ100DF)
塗料撹拌力が高くメタリック塗料など比重の高い塗料の吐出性能に優れます。(AXRⅡ100FB)
静電コントローラは主要塗装パラメータ(ガン電圧,電流,エア流量,吐出量)が各々独立した表示により、視認性と操作性が大幅に向上できます。
ガン内蔵セレクトスイッチにより、ガン手元で吐出量の増減や3モードレシピ切替が操作できるため、作業性が大幅に向上できます。
仕様
型式 |
AXRⅡ-100DF 〈AXRⅡ-200DF〉 |
AXRⅡ-100ST |
AXRⅡ-100FB |
---|---|---|---|
ハンドガン型式 | ECDm | ||
ハンドガン荷電方式 | デュアル電界方式 | ||
最高印加電圧 |
-80kV |
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吐出量(1ガンあたり) |
50~350g/min(塗料性状・粉体ホース仕様によって異なります) |
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ハンドガン質量 | 570g(ケーブル除く) | ||
静電コントローラ形式 | BPS900m | ||
入力電力 | 単相AC100V 50Hz/60Hz | ||
消費電流 | 0.7A〈1.2A〉 | 1.0A〈1.5A〉 | 0.5A〈1.0A〉 |
最大消費風量 |
1丁取り 270L/min(ANR)〈540L/min(ANR)〉 |
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エア接続口径 | φ10mm | ||
入力エア圧力 |
0.5MPa~0.6MPa(推奨動圧0.5MPa) |
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塗料タンク・容量 |
部分流動タイプ (塗料メーカーの塗料箱 |
撹拌ホッパタイプ35L (有効投入量15kg) |
流動タイプ65L (有効投入量15kg) |
ユニット寸法(W×D×H) |
450×855×1135mm |
450×1171×1137mm |
510×839×1135mm |
ユニット質量 | 43kg〈53kg〉 | 63kg〈73kg〉 | 53kg〈63kg〉 |
※〈 〉内は2丁仕様
※ユニットにノズル・ホース類は付属しておりません。仕様に合わせ別手配となります。
導入事例

No.440
2024年12月
金属製品の粉体塗装
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
紹介文を読む
大型ワークから小物製品まで様々な金属製品の塗装を行う同社は、受注量増加に伴い生産性向上が課題となっていました。今回設備の一新とガンを増設、塗装範囲を拡大し、全てのワークに適正な膜厚を均一に塗布できるようになり、さらに静電効果によって補正頻度が減少。常に2名で終日補正作業を行っていましたが、無補正の製品も増え生産性が向上しました。新規ブースの塗料回収能力と相まって、10~15%の塗料使用量削減が期待できる事例です。
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No.438
2024年10月
粉体静電ハンドガンによる金属製品の塗装
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
紹介文を読む
金属製品への塗装を行う同社は、付加価値の高い粉体塗装仕上げへの対応の為に粉体塗装ラインを更新。更に長年使用してきたハンドガンの故障時の部品供給や塗着効率向上、複雑化するワーク形状への課題解決と静電反発が起きにくいことが決め手となり、新たにハンドガンユニットを導入。静電反発が減り、塗料の付き回りが向上したことで塗料使用量が10%削減されると共に高い塗着効率により、コストダウンと生産性向上を実現した事例です。
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No.434
2024年06月
電動モビリティ用フレームの粉体塗装
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
紹介文を読む
電動モビリティの製造を行う同社。海外製の電動自転車の品質や安全性に対する疑問から、メイドインジャパンの電動自転車OEM工場設立を目指すと同時に、パーツの輸入コストが抑えられ、地域の産業発展や雇用創出に貢献したいとの思いから沖縄県に本社工場を竣工しました。今回採用した粉体静電ガンの高い塗着効率と仕上がりの良さで、同社が目指す徹底した環境負荷低減を実現した事例です。
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関連資料
シリーズ共通製品カタログ
PDF(4.73 MB)