製品情報
特長
塗料使用量削減
塗料への帯電効率が高く、塗着効率が従来比最大10%向上した結果、塗料使用量の削減効果が期待でき、さらに補正量が減少されます。
加えて捨て吹きのみの場合、産廃量の削減も期待できます。
仕上がり性向上
高い帯電効率を保ちながら、フリーイオンの発生を抑え、逆電離現象(静電反発)の少ない平滑な仕上がり面を実現します。
リコート性向上
デュアル電界により、逆電離現象(静電反発)が少ないため、リコート時にも平滑な塗膜に仕上がります。
塗装時間の短縮
最大吐出量が約350g/minとなり、短時間でより多くの塗料を付着させることができ、作業効率が向上します。
パターン幅の拡充
平面から奥行まで、被塗装物や工程に合わせたノズルを選択でき、パターン変更が可能です。
清掃時間の短縮
ガンボディのシームレス構造により、清掃時間を短縮しました。
デュアル電界方式とは
仕様
シリーズ名称 |
EcoDual |
---|---|
型式 | ECDa |
噴出量 ※1 | 標準使用範囲:50~350g/min |
最大印加電圧 | DC-80kV |
最大電流値 | 80μA |
対応コントローラ型式 | BPS900a |
外形寸法(L×W×H) ※2 | 386×66×69 mm |
質量 ※3 | 496g |
※1 インジェクタ、塗料、ホースにより異なります。
※2 ノズル・カバー含まず
※3 ノズルマズル・ガンケーブル含まず
導入事例
No.423
2023年04月
スチール製ラックの粉体塗装
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
紹介文を読む
スチール製ラックなど物流・書籍保管設備等の製造・販売を行う同社は、粉体仕上げによる受注増加や環境対応などを受け、溶剤ブースを撤去し、粉体塗装システムを導入しました。優れた塗着効率を実現する粉体ガンにより、20%程度の塗料使用量を削減。また、廃粉量は塗料使用量の約20%から1%未満となりました。さらに、生産性が向上し、補正頻度は激減。自動化が進んだことにより品質が安定した事例です。
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No.420
2022年11月
配電盤・分電盤の静電塗装~最新のデュアル電界方式静電粉体自動ガン“EcoDual”を導入~
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
- 使用製品 :
紹介文を読む
カスタムメイドに特化した配電制御システムを提供する同社は、自動ガンの更新による入れ替えにあたり、新型粉体自動ガンを導入しました。本ガン導入により、静電反発はほぼなくなり、塗装不良が大幅に減少。また、塗着効率向上によって、補正とリコート頻度が減少したことに伴い、生産性向上と作業者の負担軽減を実現しました。さらに、塗料使用量は約30%削減され、製造する全製品のうち一発で良品になる割合が手直し率で約20%削減されたなど多くのメリットが得られた事例です。
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関連資料
シリーズ共通製品カタログ
PDF(3.41 MB)