導入事例
弊社協賛の専門誌「塗装技術」(コーテック(株)発行)の“工場ルポ”を掲載しております。
検索結果:212件
No.441 / 2025年01月
制御盤外装パネルの静電塗装
- お客さま :
- 株式会社 ヒバラコーポレーション 茨城本社工場 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
工業塗装サービスとDXソリューションを行う同社は、新規受注対応を含めた生産性向上が課題となっていました。今回の更新により、新規製品の縦吊り塗装に対応。また、塗料経路が1経路であったため、塗料ホースの抜き差しにより色替えを行っていましたが、左右独立制御のレシプロと多色用二液混合装置に更新したことで、各々の塗料経路を確保。これにより、煩雑な色替え作業が大幅に軽減され、生産性が約2倍になると見込まれる事例です。
No.440 / 2024年12月
金属製品の粉体塗装
- お客さま :
- 株式会社 不二工芸 様
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
大型ワークから小物製品まで様々な金属製品の塗装を行う同社は、受注量増加に伴い生産性向上が課題となっていました。今回設備の一新とガンを増設、塗装範囲を拡大し、全てのワークに適正な膜厚を均一に塗布できるようになり、さらに静電効果によって補正頻度が減少。常に2名で終日補正作業を行っていましたが、無補正の製品も増え生産性が向上しました。新規ブースの塗料回収能力と相まって、10~15%の塗料使用量削減が期待できる事例です。
No.439 / 2024年11月
建築金物の静電塗装
- お客さま :
- 株式会社 小山金属 富山工場 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
建築金物の製造・施工を行う同社。生産工程でネックとなっていた塗装を内製化し、下塗りに手拭き塗装、上塗りに自動システムを導入しました。1年後、上塗りのシステムが生産性向上と塗装品質の安定に貢献したことから、下塗りにも同じ塗装システムを導入。1ハンガーあたりのワーク密度を上げることができ、生産性が1.5倍に向上したにもかかわらず、塗料使用量は10%削減しました。更に自動化により省人化と基準膜厚を100%確保できた事例です。
No.438 / 2024年10月
粉体静電ハンドガンによる金属製品の塗装
金属製品への塗装を行う同社は、付加価値の高い粉体塗装仕上げへの対応の為に粉体塗装ラインを更新。更に長年使用してきたハンドガンの故障時の部品供給や塗着効率向上、複雑化するワーク形状への課題解決と静電反発が起きにくいことが決め手となり、新たにハンドガンユニットを導入。静電反発が減り、塗料の付き回りが向上したことで塗料使用量が10%削減されると共に高い塗着効率により、コストダウンと生産性向上を実現した事例です。
No.437 / 2024年09月
金属焼き付け塗装パネル「ミューウォール」の静電塗装
- お客さま :
- 株式会社 ミヤコー 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
金属焼き付け塗装パネル「ミューウォール」の製造・販売を行う同社は、夏場の猛暑下での塗装ムラによる生産性の影響を解決するため自動機を導入しました。設備配置を見直して設置スペースを確保するとともに、手吹き塗装時にはレシプロが移動することで手吹きスペースも確保。自動化によってムラのない安定した品質を得ることができ、レシプロの前後進によりワーク形状に合わせた塗装を効率よく行うことで塗料使用量を10%削減した事例です。
No.436 / 2024年08月
鋼製家具の静電塗装
- お客さま :
- 株式会社 アイセイ化工 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
教育・公共・民間と幅広い分野の施設で使用されるイスや机などの鋼製家具への溶剤塗装を行う同社。品質のバラツキと人手不足の問題を解決するため、職人による手吹きで行っていた溶剤塗装ラインに自動塗装システムを導入しました。自動化とガンの優れた塗着効率により品質が安定し、塗装不良が解消。また、常時2~3名で対応していた塗装作業が1名となり、人手不足の他工程に人員を回すことで人手不足解消と生産性向上が実現した事例です。
No.435 / 2024年07月
船舶用マンホールのロボット塗装
- お客さま :
- 株式会社 京泉工業 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
船舶艤装品の製造・販売を行う同社は、塗装作業者の高齢化や作業工数不足、若い人材の確保の難しさといった人不足の問題を解決するため、塗装ロボットとハンドリングロボットによる自動化システムを構築しました。新システムと薄膜の塗装品質確保や安定化が可能なガンにより、塗装待ちによる納期遅れを解消。人による作業時間を短縮させて、他工程を応援することで生産性が向上し、今後の受注増加にも対応できる生産体制を確立した事例です。
No.434 / 2024年06月
電動モビリティ用フレームの粉体塗装
- お客さま :
- 株式会社 JOeBテック 様
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
電動モビリティの製造を行う同社。海外製の電動自転車の品質や安全性に対する疑問から、メイドインジャパンの電動自転車OEM工場設立を目指すと同時に、パーツの輸入コストが抑えられ、地域の産業発展や雇用創出に貢献したいとの思いから沖縄県に本社工場を竣工しました。今回採用した粉体静電ガンの高い塗着効率と仕上がりの良さで、同社が目指す徹底した環境負荷低減を実現した事例です。
No.433 / 2024年05月
油圧シリンダーのロボット塗装
- お客さま :
- 奥野工業株式会社 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
各種油圧シリンダーの製造などを行う同社は、塗装工程における納期や手吹き塗装による品質のバラツキ問題を解決するため、ロボットによる新規塗装ラインを構築しました。ロボットとガン先に角度がついており、少ないロボット動作で塗装ができるEAB400Rとの組み合わせにより、塗装品質は安定し、不良率が大きく削減できました。今回は自動化によって作業者の負担が大幅に軽減され、リードタイムの短縮を実現した事例です。
No.432 / 2024年04月
建築ファスナーのロボット塗装
- お客さま :
- 株式会社 ヤマヒロ 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
建築ファスナーおよび関連製品の製造販売を行っている同社は、作業者の高齢化や塗装機の老朽化により品質や納期の問題が顕在化し、需要増加に既存の設備と人員では対応できなくなったことから、塗装設備を一新。ロボットと静電自動ガンの組み合わせにより、生産性は倍、不良率はほぼ0になり、塗料使用量も購入額で40%減少しました。また、ロボット塗装の割合が9割まで向上し、手吹き塗装は小ロット品などに限定されたことにより、作業者の負担が大幅に軽減された事例です。