製品情報
特長
被塗物が塗装ブース入口に設置されている三次元形状認識センサを通過して自動塗装を行います。
三次元形状認識センサによって、塗装物の奥行情報を検出します。
三次元形状認識センサによって得られた情報に基づきスプレイ距離を自動算出します。事前の被塗物情報の登録は不要です。
ガンムーバとベースムーバの稼働によって常に適正なスプレイ距離を保ちます。
膜厚が均一になるため、無補正化や補正作業の軽減、塗料使用量の削減につながります。
仕様
ツインムーバレシプロ(TIR)
項目 | 標準仕様 | 対応可能範囲 | |
ワーク | 最大寸法:3000H×1800D×3000L | ||
CV速度 |
0.5m~3m/min (10mm) |
3.1~6m/min (20mm) |
|
ツインムーバ レシプロ |
上下搖動 | ストローク:250~2000mm | |
ガンムーバ | ストローク:最大300mm | ||
ベースムーバ | ストローク:最大600mm | ||
搭載ガン数 | 最大8ガン |
SUNAC7000EX
項目 | 標準仕様 |
レシプロ | 最大2台(ガンムーバ:最大16台) |
自動ガン | 最大8ガン×レシプロ2台 |
3Dセンサ | 最大4面×2面(片面最大4) |
ガン距離 |
100~300mm(10mmピッチ) |
塗装レシピ | 最大99種類 |
異常検出 | 33段階設定(異常・警告・未使用) |
ECDa
品名 | デュアル電界方式静電粉体自動ガン EcoDual |
ガン型式 | ECDa |
噴出量 | 最大350g/min |
最高印加電圧 | Dc-80kV |
最大電流値 | 80µA |
対応コントローラ型式 | BPS900a |
外形寸法(L×W×H) | 386×66×69mm |
質量 | 496g |
導入事例
No.405
2021年01月
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3D形状認識粉体自動塗装システムによる農業機械の塗装
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
紹介文を読む
農機製造を行う同社は、自動機と手吹き補正にて溶剤塗装を行っており、ラインの速さに作業者の熟練度が不可欠でしたが、人材不足や環境対応もあり自動粉体塗装システムを導入。このシステムはセンサ情報から算出した適正なスプレイ距離を各ガンが一定に保つため、同社の複雑形状の大小様々なワークを均一かつ高品質に塗装でき、補正作業は大幅に軽減され、塗装不良やリコートも低減した事例です。
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関連資料
製品カタログ
シリーズ共通製品カタログ
PDF(1.49 MB)