名称 |
Ec'Corona-X 自動ガン |
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ガン型式 | ECXa |
噴出量 ※1 | 最大250g/min |
最高印加電圧 | DC-80kV |
定電流制御範囲 | 2~80μA |
対応コントローラ型式 | BPS800a |
外形寸法(L×W×H) ※2 | 370×57×106.5 mm |
質量 ※3 | 550g |
製品情報
特長
デュアル電界方式の特長
塗装使用量削減
塗料への帯電効率が高く、塗着効率が従来比最大10%向上した結果、塗料使用量の削減効果が期待でき、さらに補正量が減少されます。
仕上がり性向上
高い帯電効率を保ちながら、フリーイオンの発生を抑え逆電離現象(静電反発)の少ない平滑な仕上がり面が得られます。
デュアル電界方式とは
デュアル(二重)電界を形成することにより、
E1:静電効果(高塗着効率)と
E2:塗膜品質(静電反発の抑制)の
両立を可能とする新しい帯電方式です。
仕様
※1 インジェクタ、塗料、ホースにより異なります。
※2 ノズル・カバー含まず
※3 ノズル含まず
導入事例
No.430
2024年02月
上下水道用バルブの粉体塗装
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
紹介文を読む
上下水道用バルブを中心に各バルブの製造・販売を行う同社。錆の発現や劣化が早く長期間使用できなかった一般用バルブに防錆性を付与するため粉体塗装を導入しました。さらに、耐震型バルブには手吹きで溶剤塗装をおこなっていましたが、作業環境の悪化や作業者への負担が大きく、需要増や昨今の環境対応への高まりに対応するため自動水性塗装システムを導入。一般用バルブの粉体塗装では塗料使用量が10~20%削減され、水性塗装の自動化ではライン作業者が7人から1人となり、省人化と作業負担が大幅に軽減された事例です。
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No.427
2023年10月
消火器ボックスの粉体塗装
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
紹介文を読む
消火器ボックスや環境計測機器などの設計から組み立てまでを一貫して行う同社は、外注で行っていた塗装作業を内製化するため塗装工場を新設し、自動静電粉体塗装ラインを導入しました。自動化により安定した品質が確保でき、塗装不良も減少しました。さらに、ECXaの高い塗着効率及び塗料を回収・再利用することで塗料使用量が格段に減り、コスト削減に貢献しました。透明樹脂製のブースパネルは視認性、メンテナンス性も優れ、塗装現場の環境改善となった事例です。
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家電製品を中心に多彩な製品の開発から製造までを一貫で行う同社は、粉体塗装設備の老朽化により生産効率や品質が悪化したことから、新しく無人塗装システムを導入しました。高い塗着効率と少ない静電反発で安定的かつ高品質な塗装が可能なEc'Corona-Xと、省力化を目指した無人塗装システムの構築により搬送速度が180%向上、色替え作業は60分から15分へと短縮されました。また、ロボット化により3名必要だった補正人員はゼロとなり、生産・作業効率が大幅に向上しました。さらに10%あった不良率は3〜5%と劇的に改善した事例です。
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関連資料
シリーズ共通製品カタログ
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