導入事例
弊社協賛の専門誌「塗装技術」(コーテック(株)発行)の“工場ルポ”を掲載しております。
検索結果:206件
No.435 / 2024年07月
船舶用マンホールのロボット塗装
- お客さま :
- 株式会社 京泉工業 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
船舶艤装品の製造・販売を行う同社は、塗装作業者の高齢化や作業工数不足、若い人材の確保の難しさといった人不足の問題を解決するため、塗装ロボットとハンドリングロボットによる自動化システムを構築しました。新システムと薄膜の塗装品質確保や安定化が可能なガンにより、塗装待ちによる納期遅れを解消。人による作業時間を短縮させて、他工程を応援することで生産性が向上し、今後の受注増加にも対応できる生産体制を確立した事例です。
No.434 / 2024年06月
電動モビリティ用フレームの粉体塗装
- お客さま :
- 株式会社 JOeBテック 様
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
電動モビリティの製造を行う同社。海外製の電動自転車の品質や安全性に対する疑問から、メイドインジャパンの電動自転車OEM工場設立を目指すと同時に、パーツの輸入コストが抑えられ、地域の産業発展や雇用創出に貢献したいとの思いから沖縄県に本社工場を竣工しました。今回採用した粉体静電ガンの高い塗着効率と仕上がりの良さで、同社が目指す徹底した環境負荷低減を実現した事例です。
No.433 / 2024年05月
油圧シリンダーのロボット塗装
- お客さま :
- 奥野工業株式会社 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
各種油圧シリンダーの製造などを行う同社は、塗装工程における納期や手吹き塗装による品質のバラツキ問題を解決するため、ロボットによる新規塗装ラインを構築しました。ロボットとガン先に角度がついており、少ないロボット動作で塗装ができるEAB400Rとの組み合わせにより、塗装品質は安定し、不良率が大きく削減できました。今回は自動化によって作業者の負担が大幅に軽減され、リードタイムの短縮を実現した事例です。
No.432 / 2024年04月
建築ファスナーのロボット塗装
- お客さま :
- 株式会社 ヤマヒロ 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
建築ファスナーおよび関連製品の製造販売を行っている同社は、作業者の高齢化や塗装機の老朽化により品質や納期の問題が顕在化し、需要増加に既存の設備と人員では対応できなくなったことから、塗装設備を一新。ロボットと静電自動ガンの組み合わせにより、生産性は倍、不良率はほぼ0になり、塗料使用量も購入額で40%減少しました。また、ロボット塗装の割合が9割まで向上し、手吹き塗装は小ロット品などに限定されたことにより、作業者の負担が大幅に軽減された事例です。
No.431 / 2024年03月
芝刈り機・草刈り機の静電塗装
ゴルフ場の芝刈り機や一般緑地用の芝刈り機・草刈り機などの製造・販売を行う同社は、塗装機の老朽化に伴い、自動ガンおよび制御システムを更新しました。エア静電自動ガンEAB500の高い塗着効率により、シンプルなワーク形状での補正がほぼなくなりました。各ブース内に塗装プログラムなどの設定が変更できる操作パネルを設置したことで、設定変更のたびにブースの外に出る必要が無くなり、作業効率向上と人の出入りによるゴミ・ブツ不良が大幅に減少した事例です。
No.430 / 2024年02月
上下水道用バルブの粉体塗装
- お客さま :
- 株式会社 清水合金製作所 様
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
上下水道用バルブを中心に各バルブの製造・販売を行う同社。錆の発現や劣化が早く長期間使用できなかった一般用バルブに防錆性を付与するため粉体塗装を導入しました。さらに、耐震型バルブには手吹きで溶剤塗装をおこなっていましたが、作業環境の悪化や作業者への負担が大きく、需要増や昨今の環境対応への高まりに対応するため自動水性塗装システムを導入。一般用バルブの粉体塗装では塗料使用量が10~20%削減され、水性塗装の自動化ではライン作業者が7人から1人となり、省人化と作業負担が大幅に軽減された事例です。
No.429 / 2023年12月
土のう台付き工事看板用鉄枠の静電塗装
- お客さま :
- 有限会社 高崎保安機材 様
- 使用塗料 :
- 液体塗料
工事看板の製造・販売を中心に各種保安資材を提供する同社は、看板脚部の空洞部分へのムダ吹きの多さや塗装不良に悩まされていました。また塗装機器・設備の老朽化で年々作業負担が増加し、作業環境も悪化していたことから塗装システムを更新。スプレーカット機能を搭載したレシプロ制御によりムダ吹きを無くし、約100種類のワークに対して自動化を実現しました。さらに今回導入した自動ガンの高い塗着効率により補正作業がほぼなくなり、作業負担が大幅に軽減。品質も向上し、今後は塗料使用量30%減を見込むなど期待が膨らむ事例です。
No.428 / 2023年11月
LPガスボンベの粉体塗装
LPガスボンベの再検査業務を行う同社は、溶剤塗装設備全体の老朽化や塗料粘度管理の負担、多工程によるスペースの圧迫や品質管理の難しさなどの課題を解決するために、新規粉体塗装システムの導入をおこないました。その結果、作業環境の改善、塗装工程数を4→1工程に低減、無補正の完全自動化、省スペース化、さらにはメンテナンスの負担軽減、塗料・品質管理の簡素化を実現しました。導入前に比べて、塗料使用量は重量ベースで60%、金額ベースでは産廃・シンナー費を含め50%以上削減され、コスト削減も実現した事例です。
No.427 / 2023年10月
消火器ボックスの粉体塗装
- お客さま :
- 株式会社 マツモト 様
- 使用塗料 :
- 粉体塗料
消火器ボックスや環境計測機器などの設計から組み立てまでを一貫して行う同社は、外注で行っていた塗装作業を内製化するため塗装工場を新設し、自動静電粉体塗装ラインを導入しました。自動化により安定した品質が確保でき、塗装不良も減少しました。さらに、ECXaの高い塗着効率及び塗料を回収・再利用することで塗料使用量が格段に減り、コスト削減に貢献しました。透明樹脂製のブースパネルは視認性、メンテナンス性も優れ、塗装現場の環境改善となった事例です。
No.426 / 2023年09月
換気扇フードの粉体塗装
家電製品を中心に多彩な製品の開発から製造までを一貫で行う同社は、粉体塗装設備の老朽化により生産効率や品質が悪化したことから、新しく無人塗装システムを導入しました。高い塗着効率と少ない静電反発で安定的かつ高品質な塗装が可能なEc'Corona-Xと、省力化を目指した無人塗装システムの構築により搬送速度が180%向上、色替え作業は60分から15分へと短縮されました。また、ロボット化により3名必要だった補正人員はゼロとなり、生産・作業効率が大幅に向上しました。さらに10%あった不良率は3〜5%と劇的に改善した事例です。